設 立 趣 旨
 日本人の暮らしを大きく支えてきたのは日本の自然環境の豊かさである。我々は多くの自然の恵みを長年にわたり享受し生活してきた。ところが近年、大きな社会構造の変化に伴い、将来にわたって自然の豊かさを享受することができなくなってきている。この豊かさを守るためには、これまでの人と自然のかかわりを見つめなおし、自然のしくみを尊重し、持続可能な社会づくりが必要である。時代とともに変化してきている日本の自然のしくみを調べ、後世の子孫に大切な自然を残していくための行動が急務であると考える。

 国土の70%ちかくが山間地である我国で現在進行しているのは、過去の開発にともなう自然破壊、山村での産業基盤の衰退とともに、人口の過疎化による、山林の荒廃、農地の荒廃、水源の荒廃等が発生している。また人口減少により限界集落の増加という問題も生じている。そこで山村での新しい生活の仕方を研究し提案、山村に定住(生活)する若者を育てて将来の日本の自然と山村を守る為の人材育成を実施する。この諸問題を解決するための一助となる人材を「山村の管理人」と称する。
平成27年 吉日
「山村の管理人」〜設立経過〜
2011年〜 設立経過001

関東地方の山村地域に於ける、各種・森林被害との遭遇
2013年 設立経過002

ニホンジカの食糧化(資源化)調査と森林・農業の被害の研究開始
2014年05月21日 設立経過003

現地調査(西秩父猟友会)
2014年06月20日 設立経過004

現地調査(西秩父猟友会)
2014年11月14日 設立経過005

現地調査(都留市猟友会)
2014年11月14日 設立経過006

現地調査(山梨市市役所)
2015年02月06日 設立経過007

「山村の管理人」設立
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「山村の管理人」の活動経過
2015年02月26日 活動経過001

現地調査(西秩父猟友会)
2015年06月08日 活動経過002

日本オオカミ協会・講演会
2015年07月19日 活動経過003

神奈川県猟友会・講習会
2015年11月26日 活動経過004

現地調査(小鹿野町役場)
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2016年03月22日 活動経過005

No.001報告  鳥獣被害対策の現状報告
 埼玉県小鹿野町両神地区へ農作物被害、森林被害の現地調査と被害対策の実習実施。西秩父猟友会の方に案内していただき、主にニホンジカの生息形態と「ワナ猟」技術の指導をして頂く。
鹿の通り道 鹿の足跡
舗装道路に鹿の足跡
・わな猟実習
ワナのセッティング(1) ワナのセッティング(2)
ワナのセッティング(3)
・被害除電気柵
鹿除け用電気柵
電気柵用の電源(1) 電気柵用の電源(2)
電気柵設置の表示板
 現在、当地区でも猟友会を主として駆除努力はしているが個体調整はあまり進んでおらず、個体は減少方向になく、かえって増加している模様。それは個体調整にかかわる人(猟友会メンバー)の高齢化と減少である。農作物被害のための電気柵等のフェンス防御は進んでいても、シカは他の場所へ移動してまた荒らしていくという結果を招来している。
 個体調整には長期的な視野に立脚し、自然科学的分析と数量管理を徹底しない限り、現状よりも個体数は増加傾向となり、山林の被害、農作物の被害を防ぐことはできないと考えられる。
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2016年11月02日 活動経過006

No.002報告  鳥獣被害対策の現状報告
 山梨県の北杜市と山梨市へ農作物被害と被害対策の現地調査実施。山梨県の猟友会の方に案内していただき、A)北杜市におけるサル被害対策の「囲いワナ猟」と、B)山梨市のニホンジカ被害対策の「囲いワナ猟」の調査実施。
A) 北杜市におけるサル被害対策の「囲いワナ猟」
 サル被害を避けるため、サルをこの囲い内に呼び込み駆除する。そのためにこの柵内に餌付けを実施し、サルの餌が枯渇する時期に猟をする。当初はワナ内に簡単に入れるように梯子等を設置し餌を撒き、慣らしておき、時期が来たら梯子を除去する。内部壁面の素材は軽合金製で表面はとても滑り、登って逃げることは出来ない仕掛けとなっている。
外観 01) 外観 02)
外観 03) フェンス外側へ餌付け
<囲いワナの規模>
(今回・正方形周囲)8m×8m×(高さ)4m
 全体を仮設用パイプで組み、囲いをつくる。床から1mまでは金属製網、その上部から地上4mの高さまで軽合金製パネルを組む。
 内部中央の餌付け具(1基)、監視用カメラ2台(外1台、内1台)
 梯子(1基)餌付け時のみ使用、猟の時は撤去しておく。
内側壁と梯子 内側壁
内部中央の餌付け具 内部壁の監視カメラ
 北杜市の釜無川支流の七里岩周辺地区には3年前まで約200匹のサルが生息して農作物の被害があった。約2年前、県の猟友会等により約100匹の駆除を実施した結果、現在は約100匹が生息している模様。ところが約3年前のサルの集団は1集団が約50匹ほどであったが、駆除後1集団が10匹前後となり、小集団化し繁殖率は以前より増加してしまっている模様。また、追いやられた群れが他地区、たとえば2016年11月現在、南部町方面にも移動した傾向もあり約100匹が生息しているとのこと。
B) 山梨市のニホンジカ被害対策の「囲いワナ猟」
 鹿の被害を避けるため、鹿をこの囲い内に呼び込み駆除する。鹿の通り道沿いに囲いフェンス(金属製網)を張り、柵内に多少の餌付けを実施して誘い込む。入口から入った場合、電動で入口ドアが閉まる仕掛けとなっている。電源は小型ソーラーでとり、カメラと仕掛けにより、頭数の通過の数によりドアが閉まるよう調整可能となっている。
鹿の通り道付近 囲いワナ 01)
<囲いワナの規模>
 約200坪の土地の周囲を金属製網フェンスで囲う。入口に3台のカメラを設置し、入場する鹿の数を把握できるようになっており、数を設定して入口ドアを閉めることができる。このワナの場合、重要な点は鹿の通り道となっている土地を確保し、仕掛けを設置することが必須である。
囲いワナ 02) 囲いワナ 03)
フェンス上部のソーラー ワナ入口部の仕掛け
 山梨市の笛吹川支流地区周辺の約200坪の鹿の通り道沿いの場所(土地)を金属製網フェンスで囲っている。内部に多少の餌付けをしておき、入口から鹿が入った時、入口を遮断して、後に駆除を実施する。入口には電動の仕掛けのため3台のカメラが設置されていて、鹿の通過数を感知できるようになっている。そして入口遮断のコントロールが可能となっていて、電源は小型のソーラー設置でまかなっている。
≪調査実施後の感想≫
 今回の調査した「囲いワナ猟」自体は多少の改良と運営を充実できれば、今後、駆除調整の有効手段となる可能性を秘めていると思われる。
 ただ、農業被害対策をもっと抜本的に解決しない限り、現状の施策だけでは全体被害の軽減はおろか、益々増加の一途をたどるのではないかと思われる。
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2017年02月04日 活動経過007

No.003報告  森林の仕事ガイダンス取材報告
「森林の仕事ガイダンス」
林業を仕事にしたい、すべての若者へ。
東京会場 東京国際フォーラムB7ホール
2017年2月4日(土)13:00〜17:00
主催:全国森林組合連合会
開催概要
森林の仕事ガイダンスは、新たな林業の担い手の確保・育成を目的に、森林・林業に関心を持つ方を対象に実施する説明・相談会です。会場には、参加都道府県の林業労働力確保支援センターや森林組合連合会が相談ブースを設け、各地の林業に関する情報、林業作業の内容や就業までの流れについての説明、参加者からの相談に応じます(ガイダンス会場では就職の斡旋は行いません。また、会場により参加都道府県は異なります)。
当日の参加都道府県(35都道府県)
北海道、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、
新潟県、富山県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、
岡山県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
〜〜〜上記は主催者発表のもの〜〜〜
 今回のイベントを取材する契機となったのは昨年(2016年)のガイダンスの情報でかなり多くの若者が相談に参加していたことを聞き及んでいたので、今年こそは、私自信の目で状況を把握してみようと一般参加のかたちをとった。それは、その会場の現場状況を肌で感じてみたいと考えたからである。開場の時間には多くの相談者が行列をつくっていました。
会場入口(1) 会場入口(2)
オリエンテーリング
 森林の持つ大切な機能や、現在、森林を維持・管理する担い手が求められていることが説明され、仕事の流れや就業支援、研修制度についてモニターを用いて紹介されました。会場は熱心に聞き入る若者の熱気が充満していました。オリエンテーション後、来場者はそれぞれの相談ブースへと流れていきました。
オリエンテーリング(1) オリエンテーリング(2)
全森連相談ブース
 就職支援や研修制度などの基本的な知識から林業の現状まで、より詳しい情報を得られるのが全森連コーナーです。就職の選択肢の一つとして林業を検討している方や、転職を予定している方、林業に興味を持つ方々がそれぞれの相談ができるコーナーです。
都道府県相談ブース
 参加した35都道府県のブースでは、地域ごとの特色を知ることができます。IターンやUターンを考える方、また地方へ移住して就職するための相談等ができるコーナーです。各地方の担当者から、初心者でも働きながら技術を習得できること、未経験でも心配ないことなども丁寧に教えられていました。
全森連相談ブース 都道府県相談ブース
埼玉県相談ブース 山梨県相談ブース
展示コーナー
 林業の現場で使用される各種道具の実物を展示しているこのコーナーでは、来場者がチェーンソーや防護服などを直接触れることができます。また壁面には、現場の仕事内容や緑の雇用制度の概要など、林業の基本的な情報とともに国産木材の特徴についてもパネル展示されていました。
展示コーナー(1) 展示コーナー(2)
 自然が好きで林業に興味を持ったという多くの若い方が、各ブースで熱心に聞き入っている姿を見ていて、この後、彼らが一人でも多く林業に就業することを期待しながら会場を後にしました。
≪取材実施後の感想≫
 今回の取材を通じて第一に感じたことは、このガイダンス会場へ相談に来場した方の多さであり、会場に充満していた熱気であった。ちなみに当日の来場者数は1000人を超えたという報告も頂きました。そこで日本の林業の将来にも少し希望が持てる気がしました。
 問題点としては、現在の山村における受け入れ体制がしっかり構築されていない場合、現在のイベントも水泡に帰すのではないか・・・。今まさに、都会志向から田舎志向へ目を向ける若者が増加してきている中、窓口導入まではかなり成功してきてはいるが、実際の就業人口増加はまだまだです。この傾向がみえてきている各分野(農業、林業、観光業等)があるが、補助金だよりでなく、自立して山村で生活できるほどの収入の確保ができないと、この流れはやがて消滅してしまう恐れがあります。さらに将来に向かって希望や夢がもてる職業かどうかも重要な要素ではないか・・・と感じた取材であった。
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2017年03月08日 活動経過008

第19回日本農林漁業のトップリーダー発表大会
「日本農林漁業の未来を拓く」
主催:日本農林漁業振興協議
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2017年05月15日 活動経過009

No.004報告  鳥獣被害対策の現状報告
群馬県桐生市鳴神付近地図
 群馬県桐生市鳴神付近の自然、山林樹木被害と山野草被害の被害対策を「NPO法人鳴神の自然を守る会」の方から色々な現状をうかがいながら、現地の調査実施。
A)山林樹木被害の被害対策
 ニホンジカ被害を避けるため、山林を巡り樹木の表面にテープを巻き付けていた。ニホンジカが木の皮を食べるのを抑えるためであるが、すでに皮が剥がされた木々もあった。このテープは環境にやさしいトウモロコシを原料としたものを使用。樹木は皮を剥けた状態にしておくと、いずれ枯れてしまうとのこと。
樹木保護テープ(1) 樹木保護テープ(2)
樹木保護テープ(3)
B)山野草被害の被害対策
01)レンゲショウマの保護
 本州中部の山中の林間にはえるキンポウゲ科の多年草。日本固有の1属1種の植物。高さ40〜80cm。葉は多くは根生、少数が茎の下半部につき、2〜4回3出複葉である。7〜8月、茎の上部に数本の長い花柄を出し、淡紫色で径3〜3.5cmの花を下向きに開く。
 ニホンジカの好物であるレンゲショウマを保護育成するための保護ネットを山道沿いの林間に何ヶ所も設置している。
レンゲショウマ保護看板 レンゲショウマ保護ネット
レンゲショウマ(1) レンゲショウマ(2)
鳴神山山頂の小祠
02)ヒメイワカガミの保護
 山地の岩場に生える多年草で、高さは10〜20cm。葉は常緑で、卵円形、1〜5対の尖った鋸歯がある。花茎の先に白色の花を2〜7個付ける。花期は4〜5月。
 鳴神山の尾根沿いのヒメイワカガミが群生しているところに簡易なロープを張っている。ヒメイワカガミの被害は動物だけでなく人害もあるらしい。
ヒメイワカガミ保護看板 ヒメイワカガミ保護ロープ
03)カッコソウの保護
 桐生市周辺の山地のみに自生するサクラソウ科の植物。山地の林内に生える多年草で、花茎はやや太く、高さは10〜20cm。葉柄や花茎に白い毛が密生し、葉は広円形で、表面にシワが多い。花茎の先に5〜15個の花が1〜3段になって輪状に付く。花冠は高杯形で紅紫色、花喉部は濃赤褐色。花期は5月。群馬県鳴神山周辺の固有種。近年、採取や生育環境の変化により、その自生地が激減し、環境省のレッドリストの絶滅危惧種1Aに選定されていたが、その希少性の高さから、平成24年5月には、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(通称:種の保存法)」の国内希少野生動植物種に指定されている。
カッコソウ保護看板 カッコソウ群生
カッコソウの花(1) カッコソウの花(2)
≪調査実施後の感想≫
 今回、調査した群馬県桐生市の鳴神近辺の自然、山林樹木被害と山野草被害 は地元の「NPO法人鳴神の自然を守る会」「鳴神山を愛する会」の皆さんの熱心な活動により、山野草の被害対策はかなり進み効果が出ているようである。ところが山全体に広がる樹木被害については、範囲も広範なのでかなり苦戦をされている感あり。やはり、今後、有効な駆除調整の手段、ニホンジカの駆除を積極的に実施する必要性を強く感じた。
 被害対策を積極的にすすめておられる「NPO法人鳴神の自然を守る会」「鳴神山を愛する会」に敬意をはらいますが、日本の他の地区にも進行している自然破壊を抑制するための特効薬はないが、当面は鳥獣被害を起こす生物の駆除以外に方法はないと考えられる。早く実態を把握し、的確な捕獲数を算出して、駆除を実行しないと日本の山々の自然は取り返しのつかない状態になってしまう恐れがあると感じた。
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2017年09月06日 活動経過010

情報収集(南房総市)
市役所(農林水産部)
鳥獣被害対策(特にイノシシ被害)
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2017年11月10日 活動経過011

情報収集(山梨県山梨市)
市役所(農林課)
鳥獣被害対策(全般)
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2017年11月16日 活動経過012

情報収集(長野県大鹿村)
村役場(農林振興係)
鳥獣被害対策(全般)
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2018年05月05日 活動経過013

情報収集(秩父郡小鹿野町)
西秩父猟友会
鳥獣被害の現状(近況)
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2018年07月15日 活動経過014

No.005報告  中山間地域フォーラム報告
中山間地域フォーラム
12周年記念シンポジウム
東京大学弥生講堂一条ホール(於)
2018年7月15日(日)13:00〜17:30
主催:特定非営利法人 中山間地域フォーラム
開催内容
「農山村の“教育力”−ひとと地域はどう変わるか?−」
〜プログラム〜
■第1部 実践報告 「農山村の教育力」を探る!
@辻 英之氏
(特非)グリーンウッド自然体験教育センター代表
A江藤理一郎氏
(一財)学びやの里事務局長
B吉野奈保子氏
(特非)共存の森ネットワーク事務局長
■第2部 トークセッション “教育力”のキーパーソンの歩み
@辻さん とのライフヒストリー対談 <フォーラム企画委員>
A江藤さんとのライフヒストリー対談 <フォーラム企画委員>
B吉野さんとのライフヒストリー対談 <フォーラム企画委員>
■第3部 パネルディスカッション
コーディネーター 図司 直也氏;(法政大学)
コメンテーター  金井久美子氏;元(特非)地球緑化センター
*第1部実践報告者の3名に緑のふるさと協力隊OBの佐竹祐次郎氏(土佐山アカデミー)も加わり、会場からの質疑を受けながら実施。
 今回のシンポジウム聴視後、3名の実践報告者の方からの報告で共通した問題点がありました。それは農山村(地元)の方との相互理解を得られるまでに10年の歳月を要したということでした。この問題は、農山村へ移住して生活する若者達にとってはとても重要なことです。仮に10年の移住後に良い関係ができない場合には、時を無駄に費やしたことになってしまう可能性をはらみます。
 そこでこの問題解決の為の“しっかり”した教育プログラムを立案することが、当面の重要な課題ではないかと考えました。
取材者 濱口恒十郎   
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2018年12月11日 活動経過015

情報収集(埼玉県秩父郡小鹿野町役場)
・鳥獣被害と対策
森町長、産業振興課・石田課長

本年度の鳥獣被害内容と、今後の対策についての近況
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2018年12月11日 活動経過016

現地調査(埼玉県秩父郡小鹿野町西秩父・両神地区)

小鹿野町両神地区の鳥獣被害(特にニホンジカ)について、両神地区・両神猟友会の湯本(猟師)氏に案内と現状の被害状況を聞き取り調査実施。
両神エリアのシンボル「両神山」遠望
ニホンジカの通り道01 ニホンジカの通り道02
*山から畑を通過する大量の足跡(谷川へ向かう)
多くのニホンジカの足跡
両神エリアの奥地 奥地に仕掛けられた熊用ワナ
最奥地から十万峰を望む 帰り路で猟犬を運ぶ猟師と遭遇
 今まで数回にわたり、お世話になりました両神猟友会の湯本氏に案内していただき、鹿の罠等を設置した場所と広い猟場を案内して頂きました。
 今回は両神の猟区の奥地、採石場の奥まで行きました。思ったよりかなり広いエリアなので少数の猟師の方では、駆除もままならないことが、素人目にも分かりました。そこでニホンジカの増加を抑制することが、かなり困難なことではないかと改めて思いました。現在まで調査した他の県も含め、以前から抜本的な対策が必要と思っていましたが、ますます痛感させられた調査となりました。
 両神猟友会の湯本さんには幾度もお世話になり、感謝、感謝です。氏は常に真摯に取り組まれ、管轄のエリアについて熟知されておられていて、その都度勉強となっています。
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2019年08月〜12月 活動経過017

No.006報告  秩父名産「しゃくし菜」栽培報告
雨の西武秩父駅から望む武甲山
(西武秩父線開通50周年)
 今回は秩父名産「しゃくし菜」の栽培と新レシピ開発をするために現地の協力者を得て、実証テストを実施、その途中経過報告。
 しゃくし菜(正式名称:雪白体菜「せっぱくたいさい」)
 標高が高い秩父地方で、白菜のかわりにつくられてきた。「しゃもじ」に似ていることから秩父地方では「しゃくし菜」と呼ばれているが、学術的には「雪白体菜」という。白菜にはないシャキシャキした食感で、漬物にすると歯切れがよく、きれいな艶が出る。炒めても良く、まんじゅうやお焼きのあんにもあう。 ・・・資料より
 タネ播きが適期より早いと病害虫が多くなり、おそいと株が小さくなるため、同じ秩父地方でも、標高の高いところは9月1日〜7日、低いところは9月8日〜15日と決めて播き、豊かな緑とせせらぎに囲まれた段々畑などで育てられる。晩秋に霜にあってしんなり味が乗ってから収穫して漬け込む。地域・作季限定の野菜だ。 ・・・資料より
*栽培用の畑を貸していただき、8月に畑地を耕し、9月に種を播く。その土地からも秩父のシンボル「武甲山」が遠望できた。
栽培用畑(1) 栽培用畑(2)
 今回は無農薬栽培を実施、9月に種を撒き、11月に収穫するという栽培行程をとる。
 下記写真は10月、協力者の案内で現地を視察、みごとに育った「しゃくし菜」を見て感動しきり。
収穫時11月(1) 収穫時11月(2)
 収穫後の「しゃくし菜」を輸送して頂き、首都圏でモニター依頼の約20人の方々に届け、新レシピ開発調査開始中。
*ちなみに、小生は以前から定番の漬物ズキであり、自作の漬物に挑戦、塩漬けと塩酢漬の2種に挑戦中。
「しゃくし菜」
≪栽培実施後の感想≫
 今年は栽培時期に雨量が少なかったことにより、多少育成が良くなかったこと、無農薬栽培なので、多少、葉っぱに虫食いが発生したが、大勢に影響はなく収穫できた。
*モニターによる新レシピ開発については、現在取りまとめ中。総じて意見は「しゃくし菜」の『シャキシャキ感』をどう生かすかにありそう・・・。
≪今後新レシピ開発調査継続中≫
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