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 両神御嶽神社(金剛院) 

埼玉県北西部・秩父郡の浦島地区に里宮は鎮座しており、本社は両神山の南方尾根に鎮座しています。創始は日本武尊の東征の折とされ、祭神は伊弉諾命、伊弉冉命の二神と木曽御岳山から勧請された国常立命が祀られています。里宮から本社までの参拝道は、里宮の裏の両見山から三合落を経て村の中央山系を尾根つたいに両神山に至るコースで、日の出と共に出発しても、日没後でないと到達できない程の厳しい長い道のりです。そこで今ではこの参拝道を通うのは一部の修験者に限られ、一般の参拝者は日向大谷からの表登山道を利用しています。


両神山は古くから山岳信仰の霊場であったと考えられていますが、特に江戸時代には関東の霊山とされ、山岳修験の格好の行場として、行者の往来も多かったといわれ、歴史資料も残っています。 金剛院は本山派修験に属し、同じく両神山頂に奥社を有する日向大谷の当山派修験の観蔵院と共に、両神山の修験として活躍したことが伝えられています。その後、神仏分離で金剛院は両神山御嶽神社の名称で今日に至っています。

両神山の御眷属は、古くから山犬とされ、それはニホンオオカミだといわれています。人々は御眷属を「大口真神(オオクチマノカミ)」と呼び、神聖な動物、犬神として崇めてきました。そこで当山には全体で8体の山犬像があり、そのうち両神御嶽神社の本社前には、一対の山犬型の狛犬があります。また、浦島の里宮の社殿前にも一対の山犬型の狛犬があります。このようにお犬様への信仰が厚く、広範囲にわたり御眷属講が組織され、神社では「四足除け」などとして山犬(狼)のお札を発行しています。また、火災、盗難、病気などの災難厄除けにも御利益があるとされ、信者はお札を借り受けて神棚・門口・土蔵などに祀っています。
祭神
 伊弉諾命、伊弉冉命、国常立命、御眷属
御利益
 災難厄除け(火災、盗難、病気)、山の安全、四足除けなど
祭礼

 元旦祭、節分際、例大祭(5月5日)

名物
 漢方薬(普寛遺法の秘薬)
所在地
 埼玉県秩父郡小鹿野町両神薄6785
アクセス
 西武鉄道「秩父駅」下車又は秩父鉄道「御花畑駅」下車、
 町営バスで約35分「小鹿野町役場」下車、
 乗換え約21分「浦島口」下車、徒歩30分(里宮)。
 日向大谷から徒歩約3時間(本社)